雪が多い地域での外壁塗装は可能?冬の塗装のポイントを解説
2025/08/15
こんにちは!栃木県足利市を拠点に、建物の外壁塗装や内装塗装、そして屋根塗装に対応しています「ブライト・ファム株式会社」です。本日は、雪が多い地域での外壁塗装についてお話していきます。私たちは地域に根ざした丁寧な施工を行い、建物の美しさと耐久性を両立させることを目指しています。今回は、雪が降る地域にお住まいの方からよくいただく質問、「雪のある季節に外壁塗装ってできるの?」「そもそも雪は外壁にどんな影響があるの?」といった疑問にお答えしながら、冬季の外壁塗装のポイントをご紹介します。
目次
雪と外壁塗装の関係
雪は見た目には美しいものですが、外壁にとっては深刻なダメージをもたらす原因となることがあります。特に寒冷地では、外壁に染み込んだ水分が凍結・膨張といった動きを繰り返すことで塗膜が浮いたり剥がれたりする「凍害」が起きやすくなります。また、雪解け水が微細なひびや隙間に入り込み、再び凍ることでひび割れやシーリングの劣化を引き起こし、場合によっては構造内部の腐食につながることもあります。さらに、日当たりの悪い箇所では雪解け後に湿気が残りやすく、カビやコケが発生して美観を損ねる恐れがあります。こうしたリスクを防ぐためにも、雪が多い地域では防水性・耐寒性に優れた外壁塗装を施すことが重要です。
雪の季節でも外壁塗装は可能?
外壁塗装には、通常「気温5℃以上・湿度85%以下」といった気象条件が求められるため、雪が降る冬の時期は施工が難しくなることがあります。壁に雪や霜が残っていると塗料がうまく密着せず、気温が低すぎると塗料の乾燥や硬化にも時間がかかってしまいます。また、日照時間の短さや急な降雪による中断のリスクも考慮が必要です。とはいえ、天候が安定していれば、短期間で施工が可能なケースもあります。ブライト・ファム株式会社では、冬季でも状況を見極めたうえで柔軟に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
雪が降る前にチェックすべき外壁の劣化症状
雪の季節を迎える前には、外壁の状態をしっかりチェックしておくことが大切です。たとえば、ヒビ割れや塗膜の剥がれ、壁をこすったときに白い粉がつく「チョーキング現象」、シーリングの割れや硬化、カビ・藻・サビといった汚れが見られる場合は要注意です。これらの劣化症状を放置したまま雪の時期を迎えると、凍結や湿気によってさらに劣化が進行してしまう恐れがあります。外壁の健全な状態を保つためにも、秋から初冬にかけての早めの点検をおすすめします。
雪国の外壁塗装におすすめの塗料と工法
外壁塗装に使われる塗料には多種多様な種類がありますが、雪が多く降る地域では「耐候性」「耐凍害性」「防水性」の3つが特に重要な選定ポイントとなります。雪・氷・低温・凍結といった過酷な気象条件にさらされるため、これらの性能が十分に備わっていない塗料では、施工から数年で劣化が始まることも少なくありません。以下に、雪国に特におすすめの塗料とその特徴をご紹介します。

フッ素塗料・無機塗料
耐久年数が非常に長く、過酷な気候に強いのが特徴です。雪や紫外線の影響を受けにくいため、一般的なシリコン塗料に比べてメンテナンスの頻度を大幅に減らすことができます。フッ素塗料は防汚性にも優れており、雪解け後の泥はねなども付着しにくく、長期間にわたって美観を維持できます。無機塗料は塗膜が硬く、カビやコケの発生を防ぎ、外壁の清潔感を保ちやすいというメリットもあります。初期費用はやや高めですが、長期的に見ればメンテナンスコストを抑えられるため、積雪の多い地域では非常に人気があります。

光触媒塗料(例:チタニアGT)
当社でも積極的に導入している先進的な塗料で、光に反応して外壁表面の汚れを分解・浄化する性質があります。とくに可視光応答型のチタニアGTは、太陽光だけでなく室内光にも反応するため、日当たりの悪い場所でも効果を発揮します。また、自浄作用によって雪解け後の泥汚れや水アカも付着しにくく、美観を長く保てる点も魅力です。さらに、防菌・防カビ効果があるため、清潔な外観を維持したい方にとっては非常に心強い選択肢です。食品工場や病院、介護施設など、衛生面を重視する建物でも導入される高性能な塗料です。

弾性塗料
外壁の細かなひび割れ(ヘアクラック)にも追従できる柔軟性の高い塗料で、雪による凍結や膨張で発生しやすいひび割れや剥がれにも強く対応します。ゴムのような伸縮性を持ち、寒暖差の大きい地域でも効果を発揮します。特に、モルタル外壁やサイディングの目地周辺では、ひび割れからの水の侵入を防ぐ役割を果たし、凍害対策として非常に有効です。すでに外壁に細かな劣化が見られる場合には、こうした弾性塗料を選ぶことで長期的な耐久性を確保できます。
雪の多い地域で塗装時期を選ぶポイント
雪の多い地域では、冬場の外壁塗装には一定の気象条件が求められるため、施工が難しくなることもありますが、必ずしも不可能というわけではありません。基本的に外壁塗装に適しているのは春から秋にかけての気候が安定した時期ですが、冬の間に事前の調査や見積もりを済ませておくことで、春の施工をスムーズに進めることができます。また、気温や天候に恵まれた日であれば、冬でも短期間の塗装が可能なケースもあります。ブライト・ファム株式会社では、冬季のご相談やご予約も随時受け付けておりますので、外壁の劣化が気になる方は、まずは診断だけでもお気軽にご相談ください。
まとめ
雪が多い地域では、外壁にかかるダメージも大きく、放置しておくと建物の寿命を縮めかねません。冬季の塗装には注意点もありますが、事前の調査や春先の施工予約をうまく活用すれば雪の季節でもしっかり備えることが可能です。外壁に少しでも不安がある方は、ぜひ【ブライト・ファム株式会社】までご相談ください。建物の状態や地域の気候に合わせて、最適な外壁塗装プランをご提案いたします。
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