外壁塗装に苔は大敵?生えた場合の対処法とは
2025/04/29
こんにちは!栃木県で外壁塗装を地域密着でおこなっているブライト・ファムです。最近壁に緑色の汚れが付いてきたと感じる方はいませんか?それはもしかしたら苔が生えているのかもしれません。周りに水場があるなどの、いろいろな要因があるかもしれませんが、もしかしたらそれは外壁の劣化のサインかもしれないのでお見逃しなく。
目次
苔が生える原因
苔は胞子を飛ばしてひっついた場所が適度な水分と日光などがあると繁殖します。家の周りでは水道があったり、家の外壁でも陰になりやすい場所や風通しの悪い場所を好みます。通常外壁の防水機能が働いていると水分をはじくので苔が生える環境になりにくいのですが、外壁の防水性能が落ちていると雨水が染み込んでいたりして、コケにとって住みやすい環境になっている可能性があります。
苔を放置するとどうなるの?
一見苔は見栄えだけの問題に見えるかもしれませんが、場合によっては深刻な健康被害を及ぼす場合があります。苔の胞子は非常に小さく目に見えません、そのため、知らず知らずのうちに吸い込んでしまい、もし、その苔に対するアレルギーなどがあった場合、皮膚炎やアレルギー性鼻炎などを起こしてしまう可能性があります。さらに苔は保水性があり自身で水を含んでいます。そのため、外壁が常に湿っている状態になり、塗装面の中にも湿気が入り、腐食やカビの原因になる場合があります。
苔以外もある
外壁の黒っぽい汚れなどはもしかしたらカビが原因かもしれません。生活環境は苔と同じなので条件が合えば繁殖します。
外壁塗装するとき苔はどうするの?
外壁塗装で苔が付いたまま塗装すると塗料の密着性が低下してしまうため、短期間で剥がれてしまう可能性が出てきます。そのため、高圧洗浄機などで必ず苔の除去作業を行う必要があります。もし汚れがひどい場合はバイオ洗浄など、薬品を使って外壁の掃除をします。
苔を自分で取り除くには?
外壁に苔が生えている場合は防水性などが低下している可能性があり、コーキングなども弱っている可能性があるので、できれば業者などに依頼してメンテナンスが必要になります。手が届く高さで、どうしても自身で行う場合は、なるべく柔らかいスポンジやブラシを選び、中性洗剤などで掃除しましょう。市販の苔取りスプレーなどもおすすめです。この時硬いブラシや高圧洗浄機などを使ってしまうと、外壁やコーキングを傷つけ、そのせいでより防水性が低下する可能性がありますのでご注意ください。
苔を予防する方法
一番いいのは防水性を復活させるために、再塗装がおすすめです。それ以外であれば、なるべく壁の前に物を置かず、風通しを良くして、苔が出たらこまめに取り除くのが最善の方法です。ただやはり苔が生えている外壁は遅かれ早かれメンテナンスが必要となりますので、再塗装などを検討するのがおすすめです。
苔に対抗するおすすめの塗料
何度も苔が生えるとなるとその場所が太陽の光が当たりにくかったり、建物の陰になり乾燥しづらかったり、空気の通り道も何かに塞がれている環境の可能性があります。その為、もし再塗装する際も、光触媒などのセルフクリーニング機能の付いた塗料を使う事や防水性の高い、高耐久の塗料を使用することも、視野に入れる必要があるかもしれません。外壁の色も、白や黒よりベージュやグレーなどを選ぶことによって苔が目立ちにくくなるのでおすすめです。
まとめ
苔が生えている場所は常に水気の多い場所か、外壁のSOSかもしれません。自身で掃除するのも大切ですが、10年以上外壁をほったらかしにしているなら、業者に一度点検をしてもらうのも一つかもしれません、外から見えないダメージも外壁の中に蓄積されている場合もあり、そのまま放置すると思わぬダメージに修繕費用が発生し、余計にコストがかかるかもしれません。
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