サイディングの塗装におすすめの色とは?色選びで失敗しないためのポイントを解説
2025/07/15
こんにちは!栃木県足利市を拠点に、建物の外壁塗装や内装塗装、そして屋根塗装に対応しています「ブライト・ファム株式会社」です。本日は、サイディングの塗装におすすめの色についてお話していきます。外壁塗装をご検討中の方の中には、「サイディングの色ってどう選べばいいの?」「流行のカラーって?」「失敗したくない!」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?今回は、サイディング外壁の色選びに関するポイントや人気の色、失敗しないためのコツについてわかりやすくご紹介いたします。見た目の印象はもちろん、住宅の資産価値にも影響する「色選び」。後悔のない塗装を実現するために、ぜひ参考にしてください。
目次
サイディングの種類と特徴
サイディングとは、外壁の仕上げ材のひとつで、パネル状の外壁材を建物の外側に貼り付ける工法です。日本の住宅では非常に多く使われており、主に以下のような種類があります。
・窯業系サイディング(セメントと繊維で構成):耐火性・意匠性に優れる
・金属系サイディング(ガルバリウム鋼板など):軽量・耐久性に優れる
・木質系サイディング:ナチュラルな外観
・樹脂系サイディング:軽くてメンテナンス性が高い
こうしたサイディング外壁は、経年劣化によって色あせやひび割れが発生するため、10〜15年を目安に外壁塗装によるメンテナンスが必要です。
サイディング外壁の色選びでよくある失敗
外壁塗装は一度施工すると、基本的に10年〜15年程度その色と付き合うことになります。だからこそ、「思っていた色と違った」「周囲から浮いてしまった」「汚れが目立って気になる」といった色選びの失敗は、できるだけ避けたいものです。実際、塗装後に後悔される方の多くが、この「色」に関する悩みを抱えています。以下では、サイディング外壁におけるよくある失敗例を3つご紹介します。

色が明るすぎて周囲から浮いてしまう
周囲の色味に合わせることも大切な判断基準
カタログやカラーサンプルで見たときは「ちょうどいい色」に思えても、実際に家全体に塗ってみると、「思っていたより明るくて派手…」「近所の家と全く雰囲気が違う…」と感じることがあります。これは、周囲の建物や街並みとの調和を考慮せずに選んでしまったことが主な原因です。特にビビッドなカラーや明るすぎる白系・パステルカラーなどは、個性的ではあるものの、地域全体の景観から浮いてしまうことがあります。住宅密集地や古くからの住宅街では、周囲の落ち着いた色味に合わせることも大切な判断基準です。

汚れが目立つ色を選んでしまった
その後の維持管理のしやすさも含めて検討することが大切
「白くて清潔感のある家にしたい」「黒で引き締まったモダンな印象にしたい」こうした希望から白や黒系のカラーを選ぶ方も多いのですが、実はこれらの色は汚れがとても目立ちやすいというデメリットがあります。白は雨だれや排気ガスのスス汚れ、黒はホコリや鳥のフンなどの白っぽい汚れが目立ちます。とくに交通量の多い道路沿いや湿気が多い場所では、定期的に清掃やメンテナンスを行わないと、数年で美観が損なわれてしまうケースも少なくありません。おしゃれなカラーを選ぶときこそ、その後の維持管理のしやすさも含めて検討することが大切です。

面積効果で予想より明るく見える
実際の施工事例やカラーシミュレーションを活用する
色は、面積が広がるほど明るく・鮮やかに感じやすいという「面積効果(膨張効果)」があります。サンプル帳や小さな塗装見本で見たときには落ち着いたグレーに見えても、実際に家全体に塗装すると、「思ったより明るいライトグレーに見える」ということがよくあります。この現象は、多くの方が見落としがちなポイントです。外壁のように面積の大きな対象に塗る場合は、ワントーン暗めの色を選ぶのが基本のセオリーです。色味に迷ったら、実際の施工事例を見たり、カラーシミュレーションを使ったりすることで、イメージのズレを最小限に抑えることができます。
こうした色選びの失敗を防ぐためには、経験豊富な塗装業者に相談することがなにより重要です。ブライト・ファム株式会社では、色選びの段階から丁寧にサポートし、お客様の住まいや街並みに調和する色をご提案しています。また、施工前にはカラーシミュレーションのご提案や過去の事例紹介なども行っておりますので、安心してお任せいただけます。
色選びのコツ4選
失敗しないためのチェックポイント

面積効果を考慮する
色は塗る面積によって見え方が大きく変わる
色は、塗る面積によって見え方が大きく変わります。これを「面積効果」と呼びます。サンプル帳で見ると落ち着いた色に見えても、実際に外壁全体に塗ってみると「思っていたより明るすぎた」「派手に感じる」といったギャップが生まれることがあります。そのため、サンプルよりワントーン暗めの色を選ぶのが鉄則です。特に白系・ベージュ系・淡いグリーンなどは面積効果の影響を受けやすいので注意しましょう。可能であれば、A4サイズ以上の塗り板見本やカラーシミュレーションを使って確認するのがベストです。

ベースカラー+アクセントのバランスを考える
バランスの良い配色は建物の資産価値向上にもつながる
外壁塗装で「おしゃれな印象」を出したいなら、1色で塗りつぶすよりも、2色以上の配色を使ったツートンカラーの設計が効果的です。基本となるベースカラー(主色)には面積が広い分、落ち着きのある色や飽きの来ない色を選ぶのがポイントです。一方、アクセントカラー(玄関ドア、窓枠、ベランダなど)には濃いめの色や反対色を使うことで、建物に立体感や引き締まった印象が生まれます。プロの塗装業者であれば、建物の形や日照の方向も考慮した最適な配色を提案してくれます。バランスの良い配色は、建物の資産価値向上にもつながります。

周囲の景観に合わせる
周囲の建物や街並みとの調和を意識することが大切
外壁塗装の色選びでは、自分の家だけでなく、周囲の建物や街並みとの調和を意識することが大切です。たとえば、住宅街で落ち着いたベージュやグレーが多い中で原色系のビビッドカラーを選ぶと、どうしても悪目立ちしてしまいます。また、地域によっては景観条例が定められており、使用できる色に制限がある場合もあります。特に歴史的な街並みや景観保全地区にお住まいの方は要チェックです。ブライト・ファム株式会社のような地元密着型の塗装業者であれば、地域の雰囲気や気候にも配慮した色提案が可能です。

将来の汚れや劣化も想定する
見た目だけでなく実用性も重要な選定基準
外壁の色は、見た目だけでなく実用性も重要な選定基準です。特に気をつけたいのが「汚れや劣化が目立ちやすい色」です。白は清潔感がありますが、雨だれやカビの発生で汚れが目立ちやすく、黒は紫外線による色あせが起きやすい傾向があります。そのため、グレー、ベージュ、ブラウン系など中間色は、比較的長期間きれいな外観を維持しやすく、人気も高いです。さらに、耐候性の高い塗料を選ぶことで、色あせやチョーキング現象(白い粉がふくような劣化)を防ぐことができます。当社では、可視光応答型の光触媒塗料や遮熱塗料といった機能性塗料を取り入れた施工も可能で、美しさと耐久性を両立した塗装をご提案しています。
人気の外壁カラー5選

ライトグレー・グレージュ
どんな建物にも合わせやすい
シンプルで洗練された印象を与えるライトグレーやグレージュは、ここ数年で特に人気が高まっているカラーです。落ち着いた雰囲気がありながらも、古臭さを感じさせず、モダンな外観に仕上がるのが魅力です。また、砂ぼこりや雨だれといった汚れが目立ちにくく、メンテナンスの負担が少ないことも大きなメリットです。どんな建物にも合わせやすく、幅広い年代の方に支持されています。

ベージュ・アイボリー系
周囲の景観や近隣の住宅との調和が取りやすい
自然に溶け込むような優しさと温かみを感じさせるベージュやアイボリーも、根強い人気を誇る定番色です。ナチュラルテイストの外観に仕上がるため、戸建て住宅はもちろん、アパートや施設の塗装にも多く選ばれています。また、周囲の景観や近隣の住宅との調和が取りやすく、失敗しにくい色としても知られています。太陽光をよく反射するため、夏場の熱を軽減する効果も期待できます。

ネイビーブルー
日光の当たり具合によって表情が変わる
高級感と知性を感じさせるネイビーブルーは、上品かつ落ち着いた印象を与える人気色です。一見個性的に見えるかもしれませんが、ホワイトやグレーとの相性も抜群で、サイディング外壁との組み合わせ次第で、和モダンや洋風などさまざまなテイストに対応可能です。日光の当たり具合によって表情が変わるのも魅力のひとつで、時間帯や季節によって違った印象を楽しめます。
まとめ
外壁の色は、家の印象を大きく左右する重要な要素です。サイディング外壁の塗装では、素材との相性や汚れにくさ、景観との調和までを考えたうえで、慎重に色を選ぶことが大切です。「どんな色が合うか分からない」「今の外壁の状態が気になる」そんな方は、外壁塗装のプロであるブライト・ファム株式会社までお気軽にご相談ください。見た目の美しさだけでなく、機能性と持続性を兼ね備えたご提案を通して、皆さまの大切な住まいをお守りします。
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