サイディングの浮き・剥がれは凍害が原因?外壁を守る塗装とメンテナンスの重要性
2025/07/11
こんにちは!栃木県足利市を拠点に、建物の外壁塗装や内装塗装、そして屋根塗装に対応しています「ブライト・ファム株式会社」です。本日は、サイディングの凍害についてお話していきます。「最近、外壁がなんだか浮いてきたような…」「壁の表面がポロポロと剥がれてきて心配」そんな症状に気づいたとき、もしかするとそれは凍害(とうがい)によるダメージかもしれません。とくに寒暖差の大きい地域では、知らないうちに外壁の内部にダメージが進行しているケースも少なくありません。この記事では、外壁材としてよく使われる「サイディング」が受けやすい凍害の原因や対処法をわかりやすく解説いたします。「DIYで補修できるの?」「リフォームするなら何を選ぶべき?」など、よくある疑問にも丁寧にお答えします。
目次
冬の寒さがサイディングを壊すメカニズム
「凍害(とうがい)」とは、外壁材に染み込んだ雨水や雪が凍結・膨張することで起きる破損のことを指します。特に日本の冬は昼夜の寒暖差が大きく、日中に溶けた水分が夜間の冷え込みで再び凍ることが繰り返されるため、サイディング材の内部では膨張と収縮が何度も起こります。これにより、外壁表面が割れたり、剥がれたり、浮きが生じたりといった症状が進行していきます。凍害が進むと、外壁の表面がポロポロと崩れてくるほか、一部が浮いて隙間ができたり、塗装が剥がれ落ちて下地が露出するなど、見た目にもはっきりと劣化がわかるようになります。また、雨染みやカビの発生が目立ってくることも多く、こうした兆候が見られた場合にはすでに凍害が進行している可能性が高いため、できるだけ早い段階で専門業者による点検や補修を検討することが重要です。
凍害が起きる原因は塗装の劣化と水の侵入
外壁サイディングが凍害を受ける主な理由は、「塗膜の劣化」により外壁内部に水分が浸入しやすくなることです。塗装が劣化すると、サイディングの表面から雨水をはじく力が低下し、ひび割れ部分から徐々に水分が染み込んでしまいます。また、コーキング(外壁の目地に充填する防水材)の劣化も水の侵入経路になります。これが冬場の凍結→膨張→破損という悪循環を生むのです。
凍害のリスクが高い地域と建物の特徴
凍害は、気温の低い地域や建物の条件によってリスクが大きく異なります。特に、栃木県のような内陸部で冬の冷え込みが厳しい地域では、外壁に水分が入りやすく、凍結と融解を繰り返すことでサイディング材の劣化が進みやすくなります。また、築年数が10年以上経過し、これまでに外壁のメンテナンスを行っていない建物も注意が必要です。さらに、北側の外壁など日当たりが悪く湿気がこもりやすい場所では、乾燥が不十分なため凍害が発生しやすい傾向があります。ブライト・ファム株式会社では、足利市を中心に、こうした地域特有の気候や建物の状態を考慮し、凍害のリスクを抑えるための塗料や施工方法を丁寧に選定。お客様の建物を守る最適な外壁塗装をご提案しております。
見逃したくない劣化のサイン
凍害を予防するためには、外壁の塗膜が劣化する前に適切なタイミングで外壁塗装を行うことが重要です。塗装には、単に外観を美しくするだけでなく、建物を水や紫外線、風雪から守る「バリア」の役割があります。このバリア機能が低下すると、外壁材に水分が染み込みやすくなり、凍害のリスクが一気に高まります。以下のような症状が見られたら、塗膜の劣化が進行しているサインかもしれません。放置せず、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。

壁を触ると白い粉(チョーキング)が手につく
これは塗料の成分が分解され、顔料が粉状になって浮き出ている状態です。塗膜の防水性が大幅に低下しており、外壁が水を吸いやすい状態になっています。見た目は一見きれいに見えても内部では劣化が進んでいることが多く、凍害が起きる前兆とも言える重要なサインです。この段階での点検・塗り替えが効果的です。

ヒビ割れ(クラック)が見える
目に見える小さなひびでも、水分はその隙間から内部へ浸透します。特に冬場、浸入した水が凍結することで外壁材を内側から破壊してしまいます。構造に問題がなくても、塗膜やコーキングの劣化によりクラックが発生するケースは非常に多く、軽微なクラックであっても放置せず早めの対処が必要です。悪化すれば、全面補修が必要になることもあります。
外壁塗装の目安はおよそ10年に一度とされていますが、建物の立地条件や環境によってはそれよりも早くメンテナンスが必要になることもあります。たとえば、栃木県のように冬場の気温差が激しい地域では、外壁への負荷が大きいため、定期的な点検がより重要です。ブライト・ファム株式会社では、劣化のサインを見逃さず、一軒一軒に合った最適なタイミングと方法で外壁塗装を実施しております。凍害の予防には、外壁の状態を正しく見極め、適切な時期にしっかりとメンテナンスを行うことが何よりの対策です。
凍害に強い外壁リフォームの選択肢
凍害に強い外壁リフォームを実現するためには、「耐水性」「防寒性」「防カビ性」など、過酷な環境に耐えられる性能を備えた素材や塗料を選ぶことが重要です。外壁材の選定を誤ると、せっかくのリフォームも短期間で劣化してしまう恐れがあります。当社では、そうしたリスクを回避するために、機能性に優れた塗料を厳選して採用しています。たとえば「遮熱塗料」は、夏の直射日光による熱の吸収を抑えるだけでなく、冬の外気との温度差を緩和することで結露や凍害の発生を抑制します。また、光に反応して汚れを分解する「光触媒塗料(チタニアGT)」は、自浄作用によって外壁を常に清潔に保ち、カビや汚れの付着を防ぎます。さらに、紫外線や風雨、凍結に強い「耐候性塗料」は、美しい仕上がりを長期間維持しつつ、建物そのものの保護にも貢献します。このように、外壁リフォームは単に外観を美しく整えるだけでなく、建物の寿命を延ばすための重要なメンテナンスのひとつです。見た目と機能の両立を目指すのであれば、専門業者による塗料の選定と丁寧な施工が欠かせません。
まとめ
サイディングの凍害は、外壁の機能と見た目を損なうだけでなく、放置すれば建物全体の寿命にも影響します。定期的な外壁塗装や適切なリフォームで、凍害を未然に防ぐことが可能です。足利市で外壁塗装をご検討の方は、技術力・対応力・提案力に自信のある【ブライト・ファム株式会社】へぜひご相談ください。あなたの住まいを、確かな技術と丁寧な施工で守ります。
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ブライト・ファム株式会社
栃木県足利市葉鹿町1250
電話番号 : 0284-22-7340
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