経年劣化の外壁は火災保険で塗装できる?知っておきたい補償の条件
2025/07/03
こんにちは!栃木県足利市を拠点に、建物の外壁塗装や内装塗装、そして屋根塗装に対応しています「ブライト・ファム株式会社」です。本日は、外壁塗装における火災保険の適用条件についてお話していきます。「そろそろ外壁塗装を考えているけれど、費用が高そう…」「火災保険で外壁の修理ってできるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?実は、火災保険が使えるケースと使えないケースがあるのをご存知でしょうか?特に「経年劣化」による外壁の傷みが対象になるのかどうかは、知らないと損をしてしまうこともあるのです。今回は、火災保険が適用される条件や経年劣化との違い、さらに適切な対処法までわかりやすく解説します。
目次
火災保険が使えるのは火事だけじゃない
「火災保険=火事に備えるもの」と思われがちですが、実は補償範囲は意外と広く、台風・雪・雹(ひょう)・落雷・突風・水漏れなどの自然災害も対象です。外壁や屋根がこれらの災害で破損した場合、火災保険を活用して修繕費用をまかなえる可能性があります。たとえば、
・台風の飛来物で外壁に亀裂が入った
・雹で外壁にへこみや塗装のはがれができた
・大雪でひさしや外壁にダメージが出た
このような「突発的な事故」や「自然災害による損傷」であれば、保険会社に申請することで修理費用の一部、または全額が補償されることがあります。
経年劣化は保険の対象外
一方で、火災保険が適用されない代表的なケースが「経年劣化」です。長年の紫外線や風雨による塗装の色あせ、ひび割れ、コーキングの剥がれなどは自然な老朽化とみなされ、保険では補償されません。
・築10年以上で自然に色あせてきた
・数年前から徐々にひびが広がっていた
・劣化が進行して雨漏りになった
といった症状は、火災保険の対象外となります。ブライト・ファム株式会社では、こうした経年劣化に対しても建物の状態を丁寧に診断し、適切なタイミングでの塗装や補修をご提案しています。
火災保険が使える具体的なケース
火災保険は「火事」に限らず、突発的な自然災害によって生じた損傷にも適用されることがあります。特に外壁や屋根は建物の外部にあるため、風雨や雪、雹(ひょう)などの影響を強く受けやすく、実際に火災保険が適用される例も少なくありません。ここでは、火災保険が認められやすい具体的なケースをいくつかご紹介します。

強風・突風による飛来物の衝突
外部からの突発的な衝撃は自然災害による被害として認められやすい
強風や台風の際には、飛んできた看板や木の枝、瓦などが建物に衝突し、外壁材にひび割れや剥がれ、へこみなどの損傷を与えることがあります。こうした外部からの突発的な衝撃は、自然災害による被害として認められやすく、火災保険の適用対象になる可能性が高いといえるでしょう。特に被害の発生直後に写真を撮っておくと、保険申請の際に有利になります。

雹害によるへこみやひび
被害に気づいたらできるだけ早く状況の記録を
直径2〜3cm以上にもなる雹(ひょう)は、金属系サイディングや雨戸、アルミ素材の外壁材に小さなへこみや割れを生じさせることがあります。雹は短時間で広範囲にわたって被害を及ぼすため、同じ地域で被害報告が多ければ、保険会社も災害と判断しやすい傾向があります。被害に気づいたら、できるだけ早く現地の状況を記録しておくことが大切です。
このように、明確な自然災害が原因で突発的に発生した損傷であることが、火災保険の対象になるかどうかの重要な判断基準になります。ただし、災害後すぐに対応せず、損傷を放置して劣化が進行した場合は、「経年劣化」とみなされ、保険適用が認められにくくなることもあります。火災保険をうまく活用することで、予想外の出費を抑えつつ、外壁や屋根のメンテナンスができる可能性があります。損傷が見つかった場合は、早めの相談・対応がカギです。
経年劣化と災害被害を見分けるポイント
「これは経年劣化?それとも台風で傷んだ?」という判断は、専門家でなければ難しいのが現実です。実際には、経年劣化していた外壁に台風などの災害が加わって、損傷が広がるケースも起こりうります。このような場合、災害による被害分だけが保険でカバーされることもあります。重要なのは、現地調査の記録・写真・見積もり書などを揃えて申請することです。ブライト・ファム株式会社では、現地調査・診断・書類作成の経験も豊富です。外壁塗装のプロの視点で、保険適用の可能性をしっかりチェックいたします。
保険が使えなくても早めの対応がカギ
火災保険が適用されない場合でも、外壁のひび割れや塗装の劣化をそのまま放置してしまうのは非常に危険です。小さな傷から雨水が浸入すると、内部の木材が腐食したり、カビや湿気によって室内環境が悪化したりと建物全体に悪影響が及ぶ可能性があります。こうした状態が進行すれば、将来的に大規模な修繕が必要となり、かえって高額な費用がかかってしまうこともあります。だからこそ、火災保険が使えない場合でも、早めの塗装メンテナンスが重要です。劣化が軽いうちに対処することで建物の耐久性を維持し、結果としてコストも抑えることができます。当社では、お客様のご要望や建物の状態に応じて、長持ちしやすく経済的な塗装プランをご用意し、建物の寿命を延ばすお手伝いをさせていただきます。
まとめ
火災保険は、外壁や屋根が自然災害によって損傷を受けた場合に利用できる便利な制度です。ただし、経年劣化による傷みは対象外となるため注意が必要です。まずは、「これは災害によるものか?」「保険申請できる内容か?」を専門家に相談するのが一番の近道です。外壁塗装や屋根の劣化でお悩みの方は、ぜひ一度ブライト・ファムにご相談ください。確かな診断と高品質な施工で、あなたの大切な住まいをしっかりと守ります。
----------------------------------------------------------------------
ブライト・ファム株式会社
栃木県足利市葉鹿町1250
電話番号 : 0284-22-7340
----------------------------------------------------------------------