フレキシブルボードの外壁とは?特徴や注意点、メンテナンス方法を解説
2025/06/20
こんにちは!栃木県足利市を拠点に、建物の外壁塗装や内装塗装、そして屋根塗装に対応しています「ブライト・ファム株式会社」です。本日は、フレキシブルボードについてお話していきます。「我が家の外壁、なんだかひび割れが増えてきた気がする…」そんなときに注意したいのが、フレキシブルボード外壁です。1990年代を中心に使われていたこの外壁材は、適切なメンテナンスがされていないと劣化が進みやすく、雨漏りや構造へのダメージにもつながります。今回は、フレキシブルボード外壁の特徴や注意点、見分け方、そして適切なメンテナンス方法まで、わかりやすく解説いたします。
目次
フレキシブルボードとは
フレキシブルボードとは、セメントと繊維を混ぜて作られた成型板の一種です。軽量で施工しやすく、比較的安価なため1990年代を中心に住宅の外壁材として多く採用されました。しかし現在では製造が終了しており、古い建物に多く残っているのが特徴です。適切な塗装や補修をしないまま放置されると、雨水を吸ってひび割れや膨張、変形を起こしやすくなる点に注意が必要です。
メリットとデメリット
このような性質から、フレキシブルボード外壁は定期的な塗り替えやクラックの補修が不可欠であり、放置せずに早めの対応を心がけることが建物を長持ちさせるポイントになります。
フレキシブルボード見分け方ガイド
自宅の外壁がフレキシブルボードかどうかを判断するためには、いくつかのチェックポイントがあります。まず、建物の築年数に注目してください。フレキシブルボードは1980年代から2000年前後にかけて多く使用されていたため、その時期に建てられた住宅には採用されている可能性が高いです。また、外壁表面に髪の毛のような細いひび割れ(ヘアークラック)が多く見られるのも特徴のひとつです。表面を軽く指で叩くと「コンコン」と軽い音がする、触るとザラつきがある、塗膜が粉を吹くように劣化しているという場合も、フレキシブルボードの可能性があります。さらに、カッターなどで一部を削ってみたときに、やや柔らかく削れる感触があるのも判断材料になります。ただし、外観だけで正確に素材を見分けることは非常に難しく、自己判断で補修や塗装を行うとかえって劣化を進行させてしまうリスクもあります。そのため、外壁材の種類や状態を正確に把握するには、専門業者による診断を受けることが最も確実で安心な方法です。
メンテナンス方法
フレキシブルボードは10年以内を目安に定期的な塗装が必要です。塗膜が劣化するとすぐに吸水し、膨張・反り・クラックが進行します。主なメンテナンス方法としては以下の通りです。
・弾性塗料による塗り替え(防水性とひび割れへの追従性)
・クラック(ひび)のシーリング補修
・下地調整(汚れ・古い塗膜の除去)
・吸水を防ぐための下塗り強化剤の使用
劣化が激しい場合は、塗装よりも張り替え工事を検討したほうがよいケースもあります。
おすすめの塗装・補修方法
フレキシブルボードに向いているメンテナンス方法を紹介
フレキシブルボードの外壁は、吸水性が高く劣化しやすい特性を持っているため、通常の塗装よりも工法や材料に注意が必要です。外見だけを整えても、下地処理や適切な塗料選びを怠ると数年で再びひび割れや塗膜の剥離が起こる可能性があります。ここでは、フレキシブルボードに適した塗装方法や塗料について詳しく解説します。
ブライト・ファム株式会社では、外壁材の性質を熟知した上で最適な塗料と施工方法を提案しています。状況によっては塗装ではなく張り替え工事をご提案することもあり、お客様にとって最も安心な選択肢を提供することを心がけています。
まとめ
フレキシブルボードの外壁は、コストや施工のしやすさというメリットがある一方で、吸水による劣化やひび割れといったリスクもあります。特に築年数が経過した住宅では、早めの点検とメンテナンスが建物を長く守るカギとなります。「うちの外壁、大丈夫かな?」と感じたら、まずはプロの目でしっかり診てもらいましょう。足利市を中心に活動する外壁塗装の専門業者「ブライト・ファム株式会社」では、無料診断や見積もりにも対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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ブライト・ファム株式会社
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