外壁塗装のクリア塗装って?耐久性や性能に関してプロが解説
2025/05/05
こんにちは!栃木県にて地域密着で外壁塗装をおこなっているブライト・ファムです。今ある外壁の色やデザインをそのままで、外壁をそのままコーティングができるのかというお声があります。タイル仕上げの外壁や、外壁材の素材感を活かしたまま塗装がしたいとお考えだと思いますが、方法としては今あるカラーで塗り直すか、クリア塗装をする方法などがあります。今回はそんなクリア塗装についてのお話しです。
目次
クリア塗装って何?どんな塗装なの?
サイディングやレンガなど、外観にこだわった注文住宅を建てた家や、時間と共にレンガ表面に汚れがついて汚れが目立ってきた時や、目地がへたってきたときのメンテナンスに、今ある素材の色を活かしたまま、表面を保護したいときに使う無色透明の塗料です。
主に使われている外壁の種類
・サイディング
サイディングにはストーン柄やレンガ柄・木目調・ボーダー柄などたくさんのデザインがあります。デザインが豊富で基本的に塗装が必要ないものが多い。薄い金属のため、外からの直接のダメージなどに弱く傷がつくとそこから錆が出る場合がある。
・タイルの外壁
タイルでできた外壁は、石や土などの無機物を1300℃の高温で焼き上げて作られているため、耐候性が非常に高く耐水性にも優れている。しかしタイル以外の目地や、タイルを外壁に張り付けているモルタルや接着剤などの素材が劣化して剥がれてしまう場合もある。
クリア塗装を使う場面
・シンプルなものでは無く、デザインを施した外壁のデザインをそのまま変わらないようにメンテナンスしたい
・なるべく新築時のような見た目を保持したい
・築年数が浅く、外壁の劣化が少ない場合
クリア塗装の耐久性はどれくらい?
クリア塗装も通常の塗料と同じように種類がたくさんあり、特性もそれぞれです。
・アクリル系
耐久年数が5~8年と短く安価だがメンテナンスが定期的に必要になり、外壁塗装で使用するにはあまり向かない。
・ウレタン系
耐久年数が8~10年とアクリルより長く外壁にも使用しやすい
・シリコン系
耐久年数が10~12年とウレタンより長いため外壁に使用する際にメンテナンスに優れ、価格とのバランスもよい
・フッ素系
耐久年数が12~20年と長くメンテナンスの間隔をあけることができるので価格は少し高くなるが、結果的に安くなる場合も
・無機系
耐久年数が20年以上あり、メンテナンスの間隔がかなり長く、あまりメンテナンスができない建物などにも向いている、価格が高い。
クリア塗装のメリット
・こだわりなどがある、建物の外観や色をそのまま生かして外壁のメンテナンスが可能になる。
・塗装が不要とされる外壁でも、塗装する事により汚れやカビ、紫外線から守ってくれるので、より長い間、外壁を守ってくれる。
クリア塗装のデメリット
・外壁にひび割れがあるばあいや、破損している場合、白い粉が出ている場合(チョーキング現象)などはそのまま塗ってしまうと、白濁してしまってきれいにならなかったり、クラック(ひび割れ)の補修をしても補修跡が目立ったりしてしまうのでクリア塗装には向かない。
・現状すでに色褪せなどが発生してしまっている場合、その色あせした色で保護してしまう形になるので向かない。
・価格がやや高いので安く済ませたい場合は同じような色で再塗装した方がいい
クリア塗装する条件
・築10年以内
・外壁にヒビや剥がれが無い
・チョーキング現象が起きていない
・外壁のデザインが気に入っている
・サイディングの模様を活かしたい
・光触媒や無機素材・フッ素素材などには適していません。
まとめ
外壁塗装の今ある色やデザインをどうしても活かしたい場合にクリアはおすすめですが、そこまでこだわりが無いのであれば、今ある外壁に似た色になるように沢山あるカラー見本や、業者とよく相談して、カラーなどはプロに任せてもらうのも一つの手です。ブライト・ファムでは見積もりが無料です、栃木県のお客様はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
----------------------------------------------------------------------
ブライト・ファム株式会社
栃木県足利市葉鹿町1250
電話番号 : 0284-22-7340
----------------------------------------------------------------------