外壁塗装で断熱塗料を使うと熱を伝えなくなる?快適な住まい作りを目指そう。
2025/04/28
こんにちは!栃木県足利市で建物の外装塗装に内装塗装を地域密着で丁寧に行っているブライト・ファムです。建物の外壁塗装は、その建物の見た目の美しさを保つだけではなく、建物の内部の家族の居住空間を快適にしてくれる働きをしています。断熱効果や遮音性のある素材を使うとどれだけ効果があるのか、導入する際の注意点なども含めて掘り下げていきたいと思います。
目次
断熱塗料の力
塗料を塗っただけで本当に熱を伝えないのか、その効果と意味
太陽が熱を伝える仕組み
太陽の光(熱)には可視光線(目に見える光の部分)・紫外線(目に見えない光でお肌にも悪影響)・赤外線(熱として伝わる光で太陽光線の4割ほどを占めています)があります。その中でも、赤外線が物体に当たることにより熱が伝わります。通常この赤外線を外壁が吸収して発熱しそれが建物に伝わっていきます。
太陽の熱を防ぐ外壁
最近の建物にはその熱を防ぐために断熱材が使われています。これは外壁と室内の壁の間に挟まっており、主に空気の層などを作り外壁から熱が伝わるのを防ぐ役割をしています。
断熱塗料の役割
主な断熱塗料は太陽光線の中の赤外線の反射率を高めて、吸収を少なくすることによって外壁の温度の上昇を緩やかにしてくれます。それ以外にも先程の説明にあった断熱材と同じように、表面が赤外線で暖められた熱を間に熱が伝わりにくい構造や素材などを含むことにより断熱材のように外壁に熱が伝わるのを防いでくれます。このような塗料は遮熱塗料と呼ばれることもあります。
遮熱塗料は熱を逃がさない
遮熱塗料には赤外線により暖められた熱だけではなく、冬は室内の暖気を外に逃げるのを断熱構造により防いでくれるので、結果として暖房にも冷房にも貢献することができ、光熱費などの削減につながる可能性があります。
断熱塗料の得られるメリット
外壁に断熱(遮熱)塗料を使うことによって得られるメリット
冬は暖かく、夏は涼しい空気を逃がさないようにしてくれる
気温の変化は人間の体に大きなストレスを及ぼします。最近では寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)と言われる症状もあり、急激な温度変化に体が付いていけず自律神経が乱れ、花粉症などのように、鼻水や鼻づまり、目や皮膚のかゆみなどを引き起こす症状が出てしまう場合もあります。特に老人や小さな子供は注意が必要でこういった症状を少なくするために、断熱塗装を使用し、室内の温度変化を少しでも緩やかにしていきましょう。
光熱費の節約に
室内の温度変化が少なければ少ないほど暖房・冷房の効き目がよく、その分エネルギーの消費が抑えられます。その結果、ガス代・電気代の削減が期待できるのも長い目で見るとプラスになります。
外壁の劣化の防止にも有効
外壁に使用されている素材によっては熱によって膨張したり、コンクリートだと寒さにより中の水分が凍結して破損などを引き起こす可能性があります。そういった外壁自体を気候の変化から守ってくれることもできるのが断熱塗装になります。
断熱塗装のデメリット(注意点)
断熱塗装の最大のデメリットは一般的な塗装に比べると高いということです。何事にも予算などがある関係上、見た目などには変化が分かりにくいため、断熱機能は後回しにされてしまうかもしれませんが長期的にみると光熱費の削減につながる為結果的にコストパフォーマンスに優れているかもしれません。
どれくらい効果があるの?
色々なメーカーから断熱塗料の種類が出ていますが表面温度では真夏には20度以上の差が出る場合があり、色々な条件によって変わってきますが光熱費の実験では20~30%の削減が見込めるなどの実験結果が出ています。
まとめ
最近の建物は気密性が高くエアーコントロールをすることを前提として、建てられていることが多いため、断熱塗装でより温度変化を抑えて、光熱費も抑えられるようにしていきましょう。
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