外壁塗装の資格、塗装技能士とは?
2025/04/06
外壁塗装を検討している方もこれから外壁塗装を仕事にしようとしている方も気になる外壁塗装についての資格について説明していきたいと思います。ブライト・ファムでは一級塗装技能士だけではなく未経験の方から経験者まで幅広く求人の募集もしております。
目次
外壁塗装の資格、塗装技能士とは?
厚生労働省が管轄している「技能検定制度」の中の塗装作業のプロフェッショナルを証明するための国家資格です。
塗装技能試験にはランクがある
塗装技能士といっても一つではありません。その中には最高難易度の「一級塗装技能士」次は「二級塗装技能士」最後に一級は令和5年度は4432人の方が受けて1699人しか合格していません。
それぞれの資格の取得条件は?
この資格はただ勉強をしてペーパーテストをして取得するものではありません。中でも一級ともなれば実務経験が7年以上または二級の合格と2年以上の実務経験が必要になりきちんとした経験がないと試験を受けることもできません。二級でも2年以上または職業訓練終了後1年以上三の実務経験、三級は誰でも受けることができます。※資格の取得条件は変わる場合がありますので気になった方やお受けになる方は一度厚生労働省等にお問合せください。
試験は厳しい?
塗装技能士の試験は学科試験と実技試験があり、学科試験では塗料の種類や道具の使い方、安全管理などが出題されます。技能試験は実際の塗装作業があり、養生の仕方やペンキの塗り方、仕上がりの美しさなどが評価されます。たとえばその中には「ラワン合板に、合成樹脂エマルション系複層塗材塗装を行う。」において、「多孔質ローラーブラシ塗り」による実技試験になります。などがあります。普通の人はラワン合板ぐらいしかわからないですよね、多孔質ローラーブラシというのは塗料を塗るためのローラーの種類ですこれはヘチマのようにたくさんの穴が開いていて塗料をたくさん含んで外壁の下塗りなどによく使われるブラシです。仕上げに使うと凸凹の模様が付いた壁に仕上がります。このローラーで塗ると吹付と比べて周りに飛散が少なく環境にもやさしく塗ることができます。これに比べてウールローラーというのがあるんですがこれはウールと書いている通り、毛の付いたローラーになっていて素人にも塗りやすいDIYでも使いやすいローラーだと思います。こんな内容の試験が数時間続くとても大変な試験となっています。
外壁塗装の塗装技能士の役割
外壁塗装は機械が自動でするものではありません。風の強い日は塗料の種類で塗り方や乾き方も変わってきます。それを見極め完璧な状態でお客様に美しい仕上がりを提供できるという保証でもあります。そして塗装以外にも現場の判断で状況に応じた対応ができ、長持ちする施工を行うと言われています。
資格はあくまで判断基準
もちろん資格がなくても経験があり、技術が確かな職人さんは沢山いると思いますがこれがあれば試験を合格していると言う分かりやすい基準がある為初めてお願いする外壁塗装においても「価格に見合った施工」が期待できるかもしれません。
まとめ
外壁塗装は現状も素人目では判断できにくく、建物の寿命も目視ではわかりません。だからこそこまめなメンテナンスが必要になります。その際の業者選びに確かな資格を持つ塗装技能士を判断基準の一つにしてもいいのかもしれません。そしてこれから塗装の仕事を考えている方もまずは3級塗装技能士を目指して技術を磨いてはいかがでしょうか。
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